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『日々 "hibi" 13 full moons 』前田真二郎

4,180円

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「毎日ワンカット撮影せよ それを繋げて映画を作れ」という声がした。  山形国際ドキュメンタリー映画祭 2005  ビジョン・デュ・レール映画祭 2006 正式招待作品 映像作家・前田真二郎による、1年間にわたるインプロヴァイズド・シネマ。 月の運行をベースにした規則に従って、366日間、毎日15秒のカットを撮影する。 この作品はカメラ付ノートパソコンによって撮影/編集が行われた。 現代音楽界の鬼才・三輪眞弘によるサウンドトラック "Music for 'hibi'13 full moons" が併録。 PVを見る https://vimeo.com/142939844 [帯文より] 時間が圧縮されて、記憶が懐かしい永遠になる 映像は人間の永遠性と遍在性に対する願望から生まれた。 そして、アルバムや作品として記憶を構造化してきた。 前田真二郎はその記憶の構造を変えた。 太陽歴と月齢を交錯させ、時間軸を入れ替えて、一月を一日に圧縮する。 記憶の新たなリズムの構造が生まれる。 記憶は透明になり、個人の日々の事象が懐かしい永遠に変貌する。 鈴木志郎康 詩人/映像作家 厳密なコンセプトに基づき日常生活の撮影の位相について興味深い提言をしている。このような作品は非常に"日本的"であると感じる。作者自身は、撮影している瞬間は作品の「外部」におり、一方で、連日15秒撮影するという決断を全身で内包しているといった両義性がこの作品にはある。 ジャン・ペレ/VISIONS DU REEL 映画祭 ディレクター 前田真二郎 MAEDA Shinjiro 1969年大阪生まれ。映像メディアを「未知を発見する道具」と捉え、コンピュータを用いた自動編集による作品や、 撮影行為をコンセプトに据えた映画を制作。映画、メディアアート、ドキュメンタリーなどの分野を横断して、 イメージフォーラム・フェスティバル、山形国際ドキュメンタリー映画祭、恵比寿映像祭などで発表。 舞台や美術など他領域アーティストとのコラボレーション、展覧会の企画も積極的にすすめている。 情報科学芸術大学院大学(IAMAS) 教授。 作家のウェブサイトへ >> http://maedashinjiro.jp/ この作品は、毎日ワンカット15秒を撮影し、それを順番に366日間つなげたものです。撮影する時間にはルールを設けてあり、それは月の運行をベースにしています。満月の日は深夜0時に、半月は朝6時に、新月は正午に、次の半月には18時に撮影を行います。それらの間の期間は、各々の1日の時間帯をあてはめています。そのことによってワンカットごとに撮影日は異なるにも関わらず、完成した96分間は、なだらかに朝がきて昼になり、そして夜がくるというリズムを生み出します。この作品はカメラ付ノートパソコンによって撮影や編集を行っています。この作品は一見、「作者のプライベートな日記」といった印象があるかもしれません。しかし作者はむしろ、作者の意図を越えて多様な情報が残されていくという映像の特性に着目しています。鑑賞者それぞれの記憶を誘発するような作品を目指しました。/前田 真二郎 sc-007 本体価格 3800円(+消費税 10% ) Publication Date: October 30, 2008 Edited & Published by Nerd, Over Clouded (C)(P)2008 MAEDA Shinjiro All Rights Reserved.

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